シェアハウスBUIE宮の森開業 (札幌初のシェアハウス)
MASSIVE SAPPOROの原点は、札幌にシェアハウス文化を根付かせたいという想いでした。2011年、代表・川村は貯金を元手に札幌・宮の森のマンション2区画を購入し、北海道初のシェアハウス「BUIE宮の森」を誕生させました。「BUIE」は“部家“という造語で、仲間が集い成長する空間を意味します。
当時の札幌ではシェアハウスは珍しく、不安も多い中、地域の人々や専門家と協力しながら丁寧にプロジェクトを進めました。その結果、「BUIE宮の森」は新しいライフスタイルとして注目を集め、現在のMASSIVE SAPPOROの理念「人が集い、つながり、成長する」の原点となりました。
COWORKINGCAFE36・シェアハウスBUIE学園前 開業
1号店「BUIE宮の森」の早期満室を受け、代表・川村は札幌におけるシェアハウスの需要を確信し、2号店「BUIE学園前」の展開を決断しました。築43年の佐野ビルを活用するにあたり、5000万円の大半を銀行融資に頼る必要があり、東京勤務の傍ら朝7時の面談などで資金調達に奔走。
3ヶ月後に融資が決定し、辞表を提出して札幌に拠点を移しました。「安さ」ではなく「コミュニティの価値」を訴求した結果、「BUIE学園前」は多くの人が集う場となり成功。さらに「COWORKINGCAFE36」も開業し、暮らしと働き方の融合を図る新たな挑戦も始まりました。これがMASSIVE SAPPOROにとっての大きな転機となったのです。
複合施設SALMON開業
2014年10月、札幌市中央区南2条東2丁目にある4階建てビルを活用した複合施設「SALMON」が開業しました。この建物は、もともと1階が飲食店、2階が雀荘、3階と4階がオーナーの住居という構造でした。
川村は、このビルを不動産再生の象徴的なプロジェクトと位置付け、2階をシェアオフィス、3階と4階をシェアハウスとして再設計しました。これにより、以前から夢描いてきた不動産再生事業が理想的な形で実現しました。
「SALMON」は単なる物理的な再利用ではなく、新しいコミュニティと働き方の創出を目指したものであり、現在も多くの人々に利用されています。
このプロジェクトは、MASSIVE SAPPOROの持つ可能性をさらに広げ、不動産再生という新たな事業分野への大きな一歩となりました。
民泊運用代行事業 「MASSIVE SAPPORO HOST」 開業
2015年1月、民泊運用代行事業「MASSIVE SAPPORO HOST」が開業しました。
この事業の原点は、2013年3月に始めたシェアハウスBUIEの空室を活用したAirbnbへの掲載でした。外国人旅行者とシェアハウス入居者との交流によって、コミュニティの価値をさらに高めることを目指しての試みでした。
しかし、その高いポテンシャルを感じた川村は、この事業に注力し始めます。そして瞬く間にその業容は拡大を遂げました。
これまで培ってきたシェアハウス運営のノウハウに加え、入居者との信頼関係を基盤に主要メンバーの採用が可能となったことが、この成長を後押ししました。「MASSIVE SAPPORO HOST」は、地域と訪れる人々を繋ぐ新たなプラットフォームとなり、MASSIVE SAPPOROの成長をさらに加速させる重要な事業として位置付けられました。
「北海道忍者道」「茶道体験 蓮」「KARAOKE RENT A CAR」開業
2017年、MASSIVE SAPPOROはインバウンド旅行者向けの体験型サービスに着手し、矢継ぎ早に3つの事業を開業させました。
民泊事業を行う中で、インバウンド旅行者が求める体験型サービスの重要性を痛感したことがきっかけです。
これらの事業は多くの旅行者に喜ばれましたが、残念ながら黒字化には至りませんでした。しかし、ここで得たノウハウや人材は、後に民泊事業のさらなる発展を支える重要な基盤となりました。
「茶道体験 蓮」では日本文化への理解を深め、「KARAOKE RENT A CAR」では移動と娯楽の新しい形を提案し、「北海道忍者道」では独自のエンターテイメント体験を提供しました。これらの挑戦は、MASSIVE SAPPOROのブランド価値を高め、会社の認知度向上に寄与する重要なステップとなりました。
無人ホテル「UCHI」1号店開業
2019年1月、無人ホテル「UCHI」1号店が開業しました。
2018年6月に施行された住宅宿泊事業法と同時期に、旅館業法にも一つの改正が加えられました。それは、フロントが無人であることを認め、その要件を明確にしたものでした。
わずか数行の文章ではありますが、この改正をMASSIVE SAPPOROは大きなチャンスと捉え、民泊で培ったノウハウを活かしたフロント無人型ホテルを構想しました。
改正法施行前から準備を進めていたため、日本初といっても過言ではないタイミングでの開業となりました。
それ以後も様々な試行錯誤が続けられていますが、この「UCHI」1号店の開業が、現在の無人ホテル運営における全ての起点となっています。
神奈川県・大分県をはじめとする初の道外展開
2019年、MASSIVE SAPPOROはさらなる飛躍の年を迎えました。4月には社員数の増加や次々と舞い込む相談依頼に対応するため、事務所を「リューズビル」へ移転しました。また、8月には初の道外展開を果たし、神奈川県や大分県をはじめとするエリアで新たな挑戦を開始しました。
さらに、銭湯のリノベーションやトレーラーハウスを活用した宿泊施設など、ワクワクするような案件にも取り組みました。
この動きは、翌年に控える東京オリンピックに向けた準備の一環でもありました。
一方で、日韓関係の悪化による宿泊稼働率の低下が資金繰りに影響を与え、危機的な状況に直面する場面もありました。しかし、この時点ではまだコロナ禍という未曾有の試練が訪れることを想像することはできませんでした。
ノースファインビルへ移転
2020年、東京五輪の開催と札幌でのマラソン実施が期待される中、新型コロナの感染拡大により観光業界は未曾有の危機に直面しました。MASSIVE SAPPOROも苦境に立たされましたが、この時期を「運営ノウハウの再構築」と「業務効率化」の機会と捉え、社内体制の強化に取り組みました。
また、多くの事業者が撤退する中でも、私たちは民泊こそが日本の未来に必要と信じ、専念を貫きました。その覚悟のもとノースファインビルへの移転も果たし、後の急回復への礎を築くことができたのです。
アフターコロナ、戦力を温存したことにより
市況の急回復にもスムーズに対応
2023年、コロナ禍を乗り越えたMASSIVE SAPPOROは、新たな成長フェーズへと突入しました。主力メンバーはもちろん、クライアントや協力業者も誰一人欠けることなく共に歩み続けられたのは、築いてきた信頼関係の賜物です。たとえ赤字を抱えても、その信頼を守ることを最優先とし、未来の反動需要とインバウンドの可能性を信じて踏みとどまりました。
その結果、急回復を経て新たな仲間や魅力ある施設が加わり、四国・北陸・東北などへの展開も進行中です。私たちは単なる収益追求ではなく、民泊を通じて日本全体を盛り上げることを目指しています。
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