当社の主力事業である民泊・無人ホテルについて、8月は札幌割というキャンペーンの恩恵もあり、
稼働率は幾分か良かったです。
またGotoキャンペーンにも参画し、非常に難易度の高いオペレーションをしっかりと行っております。
(実際、実務的にはゲスト様に温度を測って貰い、写真にてその画像を送ってもらうなど、要件に見合うだけのことを
徹底的に行うには、かなりの労力です)
ただ、いずれも即効性はあるものの、まるで麻薬のようなものでもあると思います。
キャンペーンを否定するのではなく、それに頼り切って改善を怠ることを戒めたいです。
さて、即効性のある事業ってなんだろうとふと思いました。
私はこれまで色々な事業をやってきました。それがどんな傾向があるか整理してみたのです。
良かったらご覧ください。
<これまで自分で仕掛けた事業の即効性判定と継続度>
・Tシャツの受託製造販売 即効性◎ 継続性◎
・デザイン生の高いシェアオフィス 即効性◎ 継続性 ◎
・シェアハウス 即効性 × 継続性 ○
・コワーキング 即効性 × 継続性 ×
・茶道体験教室 即効性 × 継続性 ×
・忍者体験道場 即効性 △ 継続性 ○
・インバウンド向けレンタカー 即効性 △ 継続性 △
・民泊 即効性 △ 継続性 ○
・宅建業 即効性 △ 継続性 ○
売上になるまでの速さを即効性と表現しました。
どれも売上という意味ではすぐに獲得はできたのですが、×とか△は、採算性が得られるまでにある程度の時間を要しました。
また、時間というのも私の感覚であって、大手企業であれば十分許容範囲だったりするかもしれません。
もしくは、もっともっと早くに見切る会社があってもおかしくないですね。
すでにやめている事業もありますが、もっとやっていれば、もっと伸びたのか?
それとももっと早くに撤退すべきだったのか?
これは経営どころか、人生の大きなテーマでもあると思います。
「石の上にも三年」も大事な美学ですが、早くに見切ることも勝負の鉄則です。
どちらも完全に相反しますけどね。
だから悩むんですけどね。