入管法改正など日本の移民政策は間違いなく大きな転換点を迎えている。
国家が担うもっとも重要な仕事の一つが長らく失業対策だった。
企業の存在意義の中で最も重要な機能は、間違いなく雇用創出だった。
過去形で表現しているのは、この常識が崩れつつあるからだ。
これまでは好景気においては低失業率、不景気では高失業率だったが、
今後は不景気になっても失業率は下がらない。
少子高齢化により労働人口が急激に減るという長期トレンドが続く限り。
ちなみに公務員の仕事は、これまでは効率化することは正しいこととされてこなかった。
その理由は、効率化を追求すると雇用削減に繋がるからだ。
しかし、今後は違う。公務員、大企業などが一斉に効率化に舵を切る。
そうしたら、驚くくらいスリムになって歳出も大きく削減されるのではないだろうか。
何れにしても移民の受け入れは必ず発生する未来なので「新 移民時代」を読む事で、
未来予測やビジネスチャンスの発見をすることができるような気がする。
楽しみ