KAWAMURA Blog.

社長ブログ

2022
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新年の挨拶(社員向け)

皆さん、あけましておめでとうございます。

年頭に当たり、世界各地のMASSIVE SAPPOROメンバー、そしてご家族の皆さんに謹んで新年のお慶びを申し上げます。

新しい年、2021年を迎えるに当たり、昨年の振り返りと当社の持続的な成長のために取り組むべきことについてお話をさせていただきます。

まずは、昨年の振り返りです。

新型コロナウイルスが猛威を振るいはじめ、約2年が経過しました。国内のコロナ感染者数はピーク時と比較し大きく減少し、

感染の心配に怯える日々が随分と昔の日のように思われるほどです。一方で、世界的にはオミクロン株の感染拡大によって感染者数が最多を更新する国、ロックダウンが実施される地域などが

今なお存在し、念願であるインバウンド回復の目処はまだまだ遠い先にあることを思い知らされました。

そのような中でも当社のメンバーにおいては、コロナ感染によって尊い命を失うことも、後遺症を患うことなどもなく、皆、健康でこの日を迎えることができ、

本当に嬉しく誇らしく思います。

また昨年は、私にとっては特に苦しい一年でした。仲間の退職もあり、様々なインパクトのある受注をものにすることができず、ただただ辛い日々を耐え忍ぶという感覚が日に日に増していくようなものでした。また、リモートワークによって失われたもの、人と人との絆など、これは社内だけに止まらず多くの大切な関係性のあり方を問われた日々でもあったように思います。

朗報としては、高級民泊ともいうべき当たらな方向性が少しだけ見えてきた。地方展開の経験値も少しずつ高まってきているというのが挙げられます。

これはみなさんが思っている以上に重要なことです。エリアが札幌に限定される会社というイメージからの脱皮に成功しつつあると思います。

さて、昨年11月20日の全体会議では、この二つの今期目標を掲げました。

「after コロナに向けた事業強化 民泊・無人ホテル事業の運営力・収益力を強化し、誰も到達できない域まで達する」

「CIKの死守 民泊・無人ホテル運営のノウハウ、資産を減らすことなく、今できることを最大限にやって生き残る」

コロナ禍の厳しい環境下の中、しかも最も打撃の大きい民泊・無人ホテルというビジネス活動を通じ、私たちが求めるものは何か?

この苦境を乗り越えた暁には、この民泊・無人ホテルプレイヤーの中で、圧倒的な存在になっていることです。

皆様の多くがこの年末年始という大切な日々を献身的な想いをもって業務に邁進してくださってます。

本当に本当に感謝に尽きません。

今年もトラブルは発生ましたし、クーポン配布という昨年にはなかった業務があったり、そもそも予約数も多いので、本当に大変です。

こんな辛く苦しい局面でも、それを明るく朗らかにゲスト様がより良い宿泊体験となるよう、不具合があってもその被害が最小となるよう知恵を絞り、連帯し、

それこそ深夜であっても責任感を持ってあたってくださっています。

このような素晴らしい仲間と仕事ができて本当に誇らしく思います。本当にありがとうございます。

だからこそ、やはり我々こそが、民泊・無人ホテルプレーヤーの中で圧倒的な存在にある資格があるのだと思います。

ビジネス書としては、経営者の間ではバイブルの一つであるビジョナリーカンバニーにはこう記されています。

「たいていの人は生きているあいだに、こてんぱんに打ちのめされることがある。地面に叩きつけられ、世界中が自分を見下しているような気になる。それが起きたとき(必ず起こることなので「もし起きたら」とは書かない) どうするか、選択するのは自分自身だ。起き上がるだろうか。それが再び起きたとき、また起き上がるだろうか。その後も、何度も何度も起き上がるだろうか。私は打ちのめされたとき、挫折したとき、あるいは自分の失敗の後始末でへとへとになったとき、いつもスティーブ・ジョブズ、ウィンストン・チャーチル、トミー・コールドウェルのことを思い浮かべる。終わりのない苦しみのなかで嫌々がんばるのではなく、有意義な仕事への情熱に燃え、楽しそうに、そして感謝の気持ちを持って努力を続ける。早々と諦めるには人生は長すぎる。そして自分が情熱を感じること、やるべきことから目をそらしたまま生きるには短すぎると」

我々が今、大変な思いをして行ってる全てが必ずエクセレントカンパニーに向かう道にあることを忘れないでください。

私は、色々な先輩経営者から「民泊なんて儲からない」「インバウンドがたくさん来てた時は黒字だったのか?」などとよく言われます。

民泊運営会社では、サブリースによって物件を増やしてきた会社は好業績を上げていた時期はあったかも知れません。

もしくは、メッセージを外注している会社や送客だけに特化している会社、システム提供をしている会社など、工程の一部を担う会社ではもしかしたら利益が出てるのかも知れません。

だけど、私はやはり全てに関わりたい。またサブリースはやりたいくない。

その中で、成功する会社になりたい。

プロデュースも運営もやりたい。

その中でしっかりと利益を出して成功する会社になりたい。おそらくフル代行かつ一気通貫型で成功している会社はまだ存在していない。

だからそれをやりたいんです。

これらのことを踏まえ、皆さんにお願いしたいことが2つあります。

1つ目は、我々自身が日々の現場で磨き上げ、”MASSIVEらしさ”に昇華させてきたオペレーション力・コミュニケーション力をさらに高め、ビジネスの付加価値の最大化を「徹底」することです。

対社内、対ゲスト様、対ホスト様など、これについてはずっとずっと磨き上げていくべきことですし、既にかなり高度なレベルにはありますが、それがslackによって更に洗練されて今があります。

ただ、残念なこととしては、リアクションのボタンを押す人がかなり限られているように思います。

やはり、リモート中心で行う中で、リアクションボタンによって醸成される良いムードというのはあるように思います。

発信したことに対し、リアクションボタンが多くあるとやはり嬉しいですし、私の発信でなくてもそれが多いのを見るとワクワクします。

少なくとも読んだのであれば、何か一つはリアクションボタンをつけて頂きたい。これは切に願います。

2つ目は、これら取り組みを実行するのは「人」であり、またその集合体である「組織」です。お伝えしているとおり、我々一人一人が「プロフェッショナル」として誰にも負けないくらいの専門性を高め、人としての幅・魅力を広げ・深め、「強い個」を目指す必要があります。そのためには、時間の使い方や働く場所の最適化などの「働き方」も重要となってきます。ハロータイム・ハドル

ミーティングのあり方ももっともっとアップデートしていく必要があると思いますし、それについてのご意見などもいつも欲しいと思います。

最後に、新型コロナウイルスの影響は今後も続くと思いますが、2022年も皆さんとご家族が健康で笑顔と幸せの多い一年となるよう祈念し、私の年頭の挨拶とさせていただきます。

ありがとうございました。

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KENJI KAWAMURA
川村 健治

株式会社MASSIVE SAPPORO 代表取締役
1978年札幌市生まれ。東京でサラリーマンをしながら会社を設立。当時入居したシェアハウスとの運命の出会いをきっかけに故郷である札幌へ。札幌だけでなく北海道、日本をさらにMASSIVE(偉大)にする!という使命のもと活動中。プライベートでは二人の子供たちとのお出かけが最近の楽しみ。


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