(1)後悔することはあれど、最高だった大学生活
新しく大学生になられた皆様、ご入学本当におめでとうございます!!
これまでの窮屈な人生から突如として人生史上最も自由な4年間を得る皆様に向け、
何か役に立つ話をしたく書かせていただきます。
まず初めに!
大学生活の序盤に誰かからもらった名言が今でも忘れられません。
確か、「若者の1日は、老人の1年よりも尊い」みたいな言葉でした。
とても感動しました。
とはいえ、
「それを胸に毎日を大切に生きたのです!」と言えれば格好良いですが、
大学受験を終えたばかりの若者がそんな崇高な生き方をできるはずもなく、
テレビゲームにかなり多くの時間を費やしたことにはかなり後悔してます。
そんな中でも私自身の今があるのは、
大学時代に得た知見・仲間が土台になっており、最高の大学生活を送ったという実感があるからです。
(2)その理由とは?
私は、大学1年生のとき、自分の将来についての具体的なイメージはなかったものの、
両親に経済的な負担をかけてまで東京の大学に行かせてもらっているのだから、普通の就職を目指すようなことではダメで、
もっと大きな何かを追い求めるべきだと考えてました。
もう一つ考えたことは、大学時代にしかできなそうなことをやるべきだと思ってました。
その二つを満たしたかどうかは分かりませんが、大学1年生の頃は演劇サークルに所属し、
大学2年生の頃は、楽曲制作、3年はバックパッカーとしてアジア諸国を放浪するということを行なったのです。
そのいずれも大学生ならではのことばかりで、それをやり切ったという感覚があるので、
社会人になったあと、仕事に集中できたのだと思います。
ここで悔いを残すと、きっと変なタイミングで、仕事からも逃げてしまうような気がしてるのです。
(3)そこから得た学び
演劇では、仲間ともに共同作業的に一つの公演を作り上げるというプロセスを経験しました。
また楽曲制作ではそれとは逆に、一人でクリエイティブに向き合うということを経験しました。
どちらが好きとか、どちらが優れているということはないにせよ、そのどちらもが大きな喜び、そして苦痛・摩擦などがあり、
クリエイティブというおしゃれな響きとは裏腹に、かなり泥臭いものだと感じたのでした。
旅から得た学びは、日本という国の途方もない豊さということに尽きます。
私が1998年にタイに行った時、貧乏学生だった私が、富豪のような感覚で過ごすことができたのでした。
(皮肉なことに、2022年以降、日本はおそらくタイ人の学生からそのように思われる日々に向かってます)
このどれもがその後の社会人人生にとって重要なファクターとなりました。
(4)伝えたいこと
私の大学時代の経験の一部をシェアさせてもらいました。
この中から、皆様の大学生活にとって少しでも役に立ちそうなことがあれば、
是非とも参考にしてみてください。
私が学生だった頃は、スマホもなく、i-modeというガラケーでネットができるようになって、
それが画期的だ!と騒がれた時代です。
そんな時代の話はほぼ役に立たないと思います。
けど、時代が変わっても変わらぬ何かもあるかもしれませんので!!