(1)プロローグ
先日、私がインターンをしていた時(つまり西暦2000年)、
その会社の社長だった方に誘われて札幌ドームに野球観戦に行きました。
当時は雲の上のような人だった方から、今、こうして誘ってもらえることはとても光栄です。
また何度もどん底を味わいながらもその度に苦境を乗り越えて成功していくその方の生き様は、
今の私にとってはその存在自体がとても勇気をもらえるものです。
今回も色々なアドバイス、今後の世界、仲間の紹介など、とても多くを頂き最高の夜でした。
ファイターズが逆転負けしたこと以外は。。。。
(2)インターン時代の思い出
私がインターンをした当時、西暦2000年は、まだまだそれ自体がメジャーなものではなく、
「インターンしてるんだ」と人にいうと、医学部の人と思われるご時世でした。
あともう一つ大事なことは、ドットコムバブルというIT系に対する過度な期待が吹き荒れる時で、
IT系というだけで、いくらでもお金が集まるような時代でした。
私がインターンした会社も当時は、時代の最先端だったi-modeやezwebというガラケーにおける
インターネットサービスにおけるポータルサイトを目指すもので、とても攻めてました。
そこに集うメンバーも一攫千金を狙うような個性豊かな方々で、私自身は今後の就職活動にとって重要な
ロールモデルを探したいという意図で見ていたように思います。
初めて目にする社会人、会社という世界の中で、私は学生の目線なりに人を観察し、
学んだことがその後の礎になったことは言うまでもありません。
思い出としては、社長や取締役の方々、皆、夜中の2時くらいまでは毎日当たり前に働いてました。
その他の幹部もそうでした。そして、その人たちは、その後の人生でも成功者になってるケースが多いです。
上場企業の創業者となった人は3名、創業者ではなくとも取締役の立場で企業を上場に導いた人も何人もいるのです。
皆、とても高学歴でした。そして、そういう人が、長時間働いていたのです。
そういう世界を間近で見たことが、その後の私の職業人生に与えた影響は大きかったなと思います。
(3)インターン時代に得たこと
後に上場企業を創業した方(とはいえ、当時の私が20歳、その人は19歳)の家に泊まりに行った際、
人生戦略という言葉を使っていたこと、そして19歳の人が「若者に希望を与えるために今、頑張ってる」的なことを本気で言っていて、そんな志高いことをさらっと当たり前にいう19歳がいることに驚いたことです。
当社の企業理念、「北海道を愉快に楽しくMASSIVEに」にも遠からず影響を与えた、そんな一夜がありました。
人生を変えた1日というのは後からじゃないとわからないかも知れません。
(4)インターンの勧め
20年以上経過してもまるで昨日のことのように鮮やかな思い出として残ってるインターン時代のことですが、
ある意味、その会社だったからだとは思いません。
若い時の経験というのは今後の人生に大きな影響を与えるインパクトになりやすいものだと思います。
今、私が読書しながら「おー、なるほどー」と言ってることは、若い頃なら、
もっともっと感動していたのだと思うんです。
そういう意味で、貴重な大学時代、単なるお金稼ぎだけのアルバイトで時間を費やすのは勿体無いですよ。
私もバイトもかなりやりましたが、さすがに今につながる人間関係はありません!