日本ではしばらく不動産それ自体に価値がある信じられてきました。
バブルが崩壊し、2000年代になってようやく収益還元法という概念が一般化し、
その収益性によって不動産価格が評価されることが定着するようになります。
住居やオフィスなどは、所有者にとっては、その運用方法によって価値の増減することが少なく、
その安定性の高さから投資の対象として非常に適したものであります。
一方で、私が起業してから携わってきたシェアハウスや民泊などは、そのオペレーションによって、
大きく価値が増減します。
そこには多大なコスト(手間)がありますが、それが楽しいからやってるのです。
それは突き詰めれば、 コミュニケーションによって不動産の価値は変わるということだと思います。
効率性を追求した先にあるものとは異なるベクトルにも思えますが、それはまだまだ研究中です。