2010年、当社は北海道初のシェアハウス事業者として創業しました。
その後、2015年からは民泊運用代行に主力事業を替え、ここまでやってきました。
12年にも渡る月日は、私を30代前半の鼻っ柱の強い自信と体力に満ち溢れた青年から
ちょっとだけ分別のある40代中盤の中年へと変えました。
業績は、右肩上がりを続け、時にはシェアハウスや民泊の第一人者と持て囃されることが常でもありました。
コロナ禍までは。
そこで初めて急成長から急降下という苦渋に満ちた日々を味わうことになりました。
自分の歩んできた経営者人生は、独特のものであり、誰にも理解できるはずはない、
そんな思い込みがありました。
そんな私だからこそ、あまりにも辛く、あまりにも先の見えない日々ではありましたが、
幸いにもEOという経営者の団体に属していたので、
多くの経営者からその歴史(経営だけでなく人生含め)を直接聞く機会を多く得ることができました。
「何か経営のヒントになることはないか!」それを求めていた私が思い知らされたのは、
以下のようなことでした。
・大成功者と呼ばれる人だって、どん底時代を味わい、それを乗り越えている
・急成長中に犯しがちな過ちは皆、大体同じ
・辛いのは自分だけではない!
そういうことを知れば知るほど、今、
自分が置かれている状況が自分が目標に辿り着くための通過儀礼に過ぎないのだと
思えるようになりました。
そこで得た揺るぎない確信の言葉を毎日のように朝礼で社員に語り続けました。
私にあるのは、
「インバウンドは必ず戻る、そして市場は大きく成長する、
その時に我々MASSIVE SAPPOROは、もっとも必要とされる存在になる」
この一点でした。
それが嘘でなかったことを証明できる日が近づいてきてます。