2月上旬、
EOhokkaidoの経営者仲間とともに上川町のモニターツアーに参加させていただきました。
上川町は、地方創生という文脈の中、北海道内でも特に存在感のある町の一つです。
例えば、龍崎翔子さん率いるL&G社が、層雲峡にある古びた施設をリノベ してKUMOIというホテルをオープンさせたり、
絹張さんという札幌での存在感のあった方が移住しカフェを開業したり、、、何がそのようなことを実現させたのか?
その秘密を知りたいと思ってました。
行く前は、大雪山、層雲峡温泉、上川アイヌ、氷瀑祭り、など、様々な観光資源を持っている町という印象でした。
そして実際に行って思ったことは、それらの観光資源は確かに素晴らしく、この上川町での1泊2日は、一生忘れられない体験になりそうだと思ってます。
ただ、観光資源の強さだけではないとも思いました。
むしろ体験型のプログラムを通じ、現地の方と接する機会を多く得たからでした。
また、それを実現するために奮闘する役場の方々の姿を目の当たりにしたからでした。
アイヌ食、アイヌ刺繍体験では、実際にアイヌの方と語らい、
木こり体験では、普段から見慣れてるはずの木に対し、全く知らなかった新たな視点を教わり
ミクニ、氷瀑祭り、層雲峡温泉街などで、街を盛り上げようと奮闘する人たちの現場を知り、
札幌のからの移住者の経営するカフェで、そのコミュニティを作り上げていく様子などを知り、
一般的な観光では味わえないリアルな人の姿を学ことができました。
役場の若いスタッフ、中間管理職、部長、町長と、皆が心を一つにして新しい取り組みに対し前向きでした。
一般的な役場であれば、もっと上席にならないと与えられないような権限を若い人に与えているのでした。
その起点となるのは、リーダーである町長の姿勢にあるとのことです。
なるほど!どんなに強い観光資源があっても、どんなに意欲のある役場の職員がいても、どんなに魅力ある移住者がいても、
リーダーのあり方一つで、その価値は大きくも小さくもなる、そう思いました。
その結果として、上川町はアウトドア ブランドのColombiaやサツドラ、Newpicks、hariboなどの有力企業と提携しております。
そのことによってさらに多くの人的リソースを獲得し、より良い好循環につながっていく姿が想像できました。
観光のコンセプトは、山岳リゾート2.0というこれまでの観光に加え、人同士の交流を見据えたもののようです。
当社の理念は、「北海道を愉快に楽しくMASSIVEに!」であり、事業のメインの顧客はインバウンド観光客なので、
もっと積極的に関われないかと思案してるところです。
私自身もまた、家族や社員、経営者仲間とともに行きたいと思いますし、
今後、どういう発展をするのか目が離せません。
また、この素晴らしい体験を与えてくださった多くの方に御礼申し上げます!