新年を迎えるこのタイミングで、改めてこれまでの歩みを振り返ってみます。私たちが経験したコロナ禍、そしてその中で直面した倒産危機は、間違いなく人生でも事業でも最大の試練の一つでした。しかし、今振り返ると、それは私たちにとって貴重な”宝”であったと心から思います。
もちろん、財務的にはその爪痕が残っていますし、今後もその代償を払う必要があります。それでもなお、私たちはそれを超える強さを得ることができました。それは単なる数字や事業規模を超えた、精神的な強さや信念、そして民泊という事業への揺るぎない情熱です。
この試練を経て、私はこの民泊こそが自分が登るべき山であると確信しました。それは、単に利益を追求するだけのビジネスではなく、人々に価値を提供し、喜びや感動を生み出す仕事です。その資格を得るための試練がコロナ禍であり、それを乗り越えたことで私たちは一歩、確かな足取りで前進したと感じています。
コロナ禍が収束し、観光業が徐々に回復していく中、多くの新規参入者がこの業界に目を向けるでしょう。それは歓迎すべきことでもありますが、一方で、私たちはこの試練を乗り越えた者として、他の誰にも真似できない強みを持っています。この経験は、何年にもわたる信頼や努力、そして乗り越えた困難の蓄積がなければ得られないものです。
たとえば、突発的な需要の変化に対する対応力、予期せぬ危機を乗り越えるためのチーム力、そして何よりも自分たちの事業に対する誇りと覚悟。このすべてが、これからの競争の中で私たちを一歩リードさせる要因になると信じています。
これからも、私たちMASSIVE SAPPOROはこの経験を糧に成長し続けます。コロナ禍で得た教訓を胸に、次なる山に向かって挑戦を続けていきます。
引き続き、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。