KAWAMURA Blog.

社長ブログ

2025
3
15

インバウンド旅行者の動向と地方観光の可能性

本日の面接で、ある応募者から「私の地元が山形県庄内市なんですが、久々に帰郷したらインバウンド客が大勢いて、こんなところにも?と驚きました」という話がありました。庄内市といえば、クラゲで有名な水族館(加茂水族館)があることは知っていましたが、私自身も少し驚きました。

インバウンド旅行者の行動を考えると、初めての日本旅行では、いわゆる「ゴールデンルート」と呼ばれる東京・大阪・京都(それに富士山を加えることも)が選ばれることが多いとされています。そして2度目、3度目の訪問では、北海道や沖縄などの地域が人気を集めやすい傾向にあります。

さらに訪日回数を重ねると、有名観光地の混雑や高額な料金を避けるため、よりディープなエリアへと足を運ぶようになります。この動きは、地方観光地の発展にとって大きなチャンスをもたらします。

こうした背景を踏まえると、地方において新しい観光地を開発したり、新しいコンテンツを生み出すことは非常に有望です。そして、日本政府も観光庁を通じて、このようなコンテンツ開発に対する補助金を多く計上しており、国の本気度合いがうかがえます。

MASSIVE SAPPOROの事業においても、都市部・地方都市・地方のバランスの取れたポートフォリオを意識しています。地方は手間もかかるし、収益性が低いケースが多いですが、その分、参入障壁が高く、競争優位性を築きやすいのが特徴です。特に中長期的な競争力を維持するには、こうしたエリアへの投資も重要になってきます。

具体的な事例として、弊社が手掛ける紋別の施設は、その典型的な例と言えるでしょう。

地方観光の可能性はまだまだ広がっており、これからも新しい価値を生み出していきたいと考えています。

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KENJI KAWAMURA
川村 健治

株式会社MASSIVE SAPPORO 代表取締役
1978年札幌市生まれ。東京でサラリーマンをしながら会社を設立。当時入居したシェアハウスとの運命の出会いをきっかけに故郷である札幌へ。札幌だけでなく北海道、日本をさらにMASSIVE(偉大)にする!という使命のもと活動中。プライベートでは二人の子供たちとのお出かけが最近の楽しみ。


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