先日、所属する経営者団体のコンベンションに参加するため、ハワイを訪れました。
観光地としても人気のあるハワイですが、今回はあくまで「経営者としての目線」で現地を歩き、空気を吸い、そして価格を見てきました。
まず、率直な感想を一言で言うと――「とにかく高い」。
スーパーで売っていたプリングルスは、なんと日本円にして約800円。
外でランチを食べようものなら、どんなに安く見積もっても2,000円は下りません。
ステーキやシーフードなど“ハワイらしい”食事は、普通に1万円を超えてきます。
もちろん、為替や輸送コスト、現地の人件費、物価上昇の影響があるのは承知のうえですが、それでも「体感することの衝撃」は、ニュースやデータからでは決して得られないものでした。
「知っていた」つもりの現実
日本にいると、「円安で日本が安い国になった」とか、「インバウンドにとってはお得」といった情報は耳に入ってきます。
でも、実際に“高い国”に身を置いてみると、「ああ、なるほど。日本って本当に安いんだ」と、肌で理解することができました。
逆に言えば、外国人旅行者が日本に来たときに感じる「物価の安さ」や「コスパの良さ」って、こんな感覚なんだなと。
それは、いわゆる“安かろう悪かろう”ではなく、“質が良くて、この価格!?”という驚き。
日本が持つ観光資源の価値を、改めて信じることができた気がします。
この体験を、これからの民泊事業に活かす
今回の体験は、民泊・宿泊業を営む自分にとって非常に意味のあるものでした。
「日本の魅力を、どうやって適切に伝え、感じてもらうか」。
「“安い国”としてだけでなく、“価値ある体験ができる国”として見せるにはどうしたらいいか」。
MASSIVE SAPPOROの運営する宿も、世界から訪れるゲストにとって“驚きと納得”のある体験を提供し続けたい。
そうあらためて感じた、貴重なハワイ滞在でした。
さあ、この体感をしっかりと事業に活かしていかないと。