当社は、今年の11月には創業10周年を迎えますが、
そもそも 10年間続く会社はたったの「6%」です。
94%の会社が 10 年間で倒産するのです。
私としはこの10年というのはあっという間に過ぎ去った日々という感じがあって、
実は起業前後のことも昨日のことのように覚えてますが、何か自分に優れた点があったようには思いません。
強いていうなら、「情熱」というものは、マグマのように熱くあったということだけは、自信があります。
その情熱によって多くの有能な仲間、素晴らしい取引先やクライアント様、
顧客様に恵まれてやってこれたというのが、6%の中に居られる理由です。
起業前にもっとやっておけば良かったという思うことがいくつか有りますので、
この場を借りてそのベスト3を紹介させて頂きます。
(第3位) 会計に関する勉強!!
創業当初は、この知識も少ない中でやっていたので、短期的には得しているかもしれないけど、
中長期的には大損してしまうという判断をやっており、しかもその当時は全くそのことに気づいていないという
アホなことをやってしまっていたなと思います。
(第2位) 銀行取引に関する知識!!
上記の会計に関係しますが、これもあまりにもわかっていなかったことによって、結構チャンス逃してたなーと
今となっては思います。とはいえ起業前にその感覚を養うことも難しいなとも思いますが。。
(第1位)友達をたくさん作り、その関係を大事にすること
これは日々日々痛感します。一応言っておきますが、私は友人は少ない方では有りません。むしろ多い方です。
だけど、事業を行う中で重要なキーマンとなる人物は、20代前半よりももっと前に友達だったということが少なくありませんし、創業間もない頃に、facebook投稿をするたびに「いいね」をくれた人とか、本当に励まされたという経験があり、もっともっとちゃんとやっておけば良かったと思いましたね。
アドバイスらしいことを言わせれもらうなら、シェアハウスに入居することは、非常に良い方法だと思います。
それも人数が多いシェアハウスだななおさらグッドです。
共に過ごす時間が長く、自然と多くの親友ができます。利害のない関係では有りますが、その人の職業によっては、起業後にアドバイスをくれたり取引したりという間柄になるかもこともありますし、信頼できる人かそうでないかが事前にわかっているのは有利なことです。
パッと思いつくのはそんなところでしょうか?
でも一番大事なことは、企業は「時」が一番大事です。
今回紹介した3つが「まだ自分には足りないから、それを得てから起業しようと」という考えは、
ダメです。
逆に「時」が悪ければ、この3つがどんなに凄くても成功は難しいです。
「時」をいかに見分けるか?
それはまた別の機会に触れたいと思います。