先日、家族で千歳のSORAONフェスに参加してきました。メインイベントの一つ、DEF TECの演奏は、私と妻が楽しみにしていたものでした。私が知っている曲は「My Way」だけでしたが、彼らのストーリーに深く感動していたからです。大ブレークから解散、そして復活を果たしたというその経歴は、私たちにとっても非常に意味のあるものでした。
あいにくの雨にも関わらず、DEF TECはその雨さえも楽しさに変えるようなトークで、会場を温かく包み込んでいました。プロとしての凄みを感じずにはいられませんでした。
「My Way」の演奏中、周囲では涙を流している人もいて、その光景に私もギリギリ耐えるのが精一杯でした。この曲には多くの思いが込められているのでしょう。20周年を迎えた彼らのライブを観て、改めて感じたことは、長く活動を続けることがどれほど難しいかということです。私も15年間経営を続けてきたので、その大変さを痛感しています。長く活動を続けることで生まれる信頼と、積み重ねられた経験に敬意を抱かずにはいられません。
また、彼らの20年間の中で、シェンとマイクロが不仲だった時期もあったそうですが、今では一番仲が良いという話を聞いて、感慨深い気持ちになりました。音楽だけでなく、人間性も伝わるステージというのは、なかなか見られるものではありません。本当に良いライブでした。
ただ、残念なのは、全国ツアーには北海道が含まれていないことです。次回はぜひ、北海道にも来てほしいと願っています。