上司が教えてくれなかったこと

若かった頃、心から尊敬する上司の下、忙しくも充実感に満ちた(そして給与も高かった)日々を送っていました。

私に与えられる仕事、支持は、100%、その上司からのものでした。

あまりにも量が多く、

「あの件、どうなってる?」

「まだです。」

「なんでだ?早くしろ」

「これだけ多くの仕事がある中、どれを最初に手をつけていいかわかりません。どの仕事からやればいいですか?」

「それは、、、お前、それがセンスってもんだろ」

「え?(教えてくれないの?まじ。)あ、はい」

 

正直、教えてくださいよー。。と言う気持ちは強かったです。

ですが、

こんな会話があったおかげで、以後、私はどんなに仕事が多くても、絶対に上司から怒られないため、

何を最初に、どの順番で仕事をやるべきかを考える脳が急速に発達したのです。今でも生きてると思ってます。

一般的に、仕事の優先順位は、緊急度と重要度という二つの項目から判断すれば良いと言われています。

優先順位は、以下の順で高いです。

1 緊急度高い ×  重要度高い

2 緊急度高い ×  重要度低い

3 重要度高い ×  緊急度低い

4 重要度低い ×  緊急度低い

 

だからこそ、指示一つ一つの緊急度と重要度を正しく理解できれば、

私は怒られることがなくなるわけです。

 

それは、どのように読み解くか?

仕事を依頼してくる際の表情、その背景にある関係者とのパワーバランス、前後のスケジュール、自分の力量、サポート者の有無、第3者の介在の有無、会社の方針、上司の立場、性格、様々な情報から緊急度と重要度を測るのです。

タスクリストにある膨大な数の仕事。

当初は、手を付ける順に番号を記載してましたが、慣れてくると迷うことなく正しく判断できるようになりました。

 

私は、滅多なことで「締め切りはいつですか?」とは聞きませんでした。

なぜなら、それを上司に考えさせるのではあれば、私である意味は減るからです。

そして主導権を握れなくなると思ったからです。

部下の立場で主導権を握る。

 

それが当時の私の密かな挑戦でした。

でもこの話は、テーマが違うので、また別の機会に。

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