「ブロックチェーン、AIで先ゆくエストニアで見つけたつまらなくない未来」(小島健志著、孫泰蔵監修)

5月末からエストニアに行くので、予備知識があった方が有意義になるのは当然だということで、

読書家の方からオススメしてもらった本。

Eガバメントとして名高いエストニアのあり方を見て、日本の行政の非効率さが絶望的なレベルにあると実感。

しかしながら、日本がエストニアのような方法を採用するのは難しそう。

エストニアが、これを実現できたという理由は、

人口140万という規模の小ささ、旧ソ連からの離脱という歴史的経緯によるところが大きい。

日本は、政府というよりは地方行政こそが、

このエストニアのあり方をより必要とし実現可能な要件を備えているのではないかなと思う。

そもそも国の存在意義は、国防や治安維持など数多くあるけれど、

景気対策や失業対策というのは、その最も重要な役割の一つであることは間違いない。

しかし、労働人口不足が顕在化し、人口動態からこの改善の見込みはほぼない局面の中、

失業対策の必要性はどんどんと少なくなるだろうと私は予測します。

これまでは公務員は、失業対策として機能させなければならなかった。

そのため、無駄に人数が多かったり、非効率が許されていた(というより奨励されている場面も少なくなかった)が、

今後はそうではないだろうと思う。

官民ともに堂々と効率化を叫んで良い時代に突入する。

となれば、あらゆる行政手続が電子化されることへの抵抗は減るだろう。

北海道の未来のためにも重要なヒントが盛り沢山な一冊でした。

もちろん、起業家にとっても。

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