繁忙期・閑散期の差が激しいこととの戦いとその勝算

どの商売も繁閑差というのはありますが、旅行業・宿泊業はとりわけ大きい方だと思っています。

というよりは、経営上の悩みも本質的にはここに尽きるなとさえ思うのです。

 

この業界は、年・季節・曜日・時間の4つの繁閑が存在しています。

年についてはコロナによって大打撃を受けていることについては今更ニュースにもなりませんが、

言わずもがなです。

 

季節についても想像はつくかと思います。

リゾートホテルなどは、夏だけ忙しい、冬だけ忙しいなど、ハイシーズンで1年分を稼ぐという業界ですし、

そこに人材を供給するリゾートバイト業界というのも成立しています。

 

当社で言えば、札幌は2月は雪まつりで繁忙期、3月4月は閑散期です。

曜日についても、金・土は忙しいけど、他の曜日は暇です。

時間についても、16時から19時だけが忙しいといった具合です。

 

当社は、それぞれん繁閑についての対策をこの2年をかけて進めてきました。

このコロナによって急速に、この繁閑差と戦える組織を構築せざる得なかったと言った方が正しいかもしれません。

結果としてアフターコロナにおいても戦える組織になってきた、それが大きな副産物だったなと思います。

 

ちなみに、曜日の閑散についてはテーマとしては一番難しいところです。

これこそ、インバウンドに期待したいところです。

日本人はやっぱり平日に旅行ってなかなかしないですから。