不動産×インバウンドがますます面白い
私と不動産業界との出会いは2004年。不動産の最有効活用こそが世の中の価値を高め、人々を幸せにする手段だと確信し、この世界に魅了されました。同時に旧態依然として革新が遅れている点など、失望を感じる場面も少なくありませんでした。何より私自身も数字ばかりを追いかけ、そこにいるはずの「人」への意識はどんどんと希薄になっていくのを感じていたのでした。
「この現状を変えたい」そう願っていた頃に出会ったのがシェアハウスでした。一入居者として人生が変わったと言える素晴らしい体験、その感動を故郷札幌に伝えたく創業に至りました。悪戦苦闘の日々を経て、シェアハウス事業は私にとって「夢は叶う」ということを実感させてくれ、そして多くの仲間を与えてくれました。
その後、北海道内・札幌市内にとどまらず全国展開をはじめた民泊や無人ホテルのプロデュース及び運営、そして小規模ホテルの再生に事業転換をし、コロナ禍を乗り越えてきました。これらは、社会問題である「空き家問題」「労働力不足」などの極めて有効な解決策であり、かつ、有望な成長産業であるインバウンドマーケットにおける最注目分野のひとつです。
今後においては、「不動産」×「インバウンド」が交わる領域の中、これまで磨き上げてきたプロデュース力やオペレーション力を発揮し、強く柔軟な組織の構築、高収益の獲得、社会問題の解決、2028年までの上場、新たな業界のスタンダードの確立などを実現させ、これまで以上に世の中に貢献できる企業としてその責務を果たして参ります。
代表取締役 川村 健治 Kenji Kawamura