そんな中、富士フィルムは、カメラフィルムという本業が十年で消滅し、今や化粧品などを作ってます。
新しいテクノロジーが既存市場を消滅させる典型例、そして本業転換の成功事例として有名です。
私たちのインバウンド旅行市場はどうか?ちょっと考えてみます。
まず、このような数字があります。
1995年 全世界の人口56億人に対して5億人 (約10%)
2018年 全世界の人口73億人対して14億人 (約20%)
どう解釈すべきか?
まずは世界の人口は増えているということ、そして海外旅行をする人の割合も増えているということです。
また日本には、2030年前にインバウンド6000万人を目指す!という目標もあります。
一年というタームで見れば、コロナ渦の影響を直撃する中、非常に厳しい事業を当社はやっていると言えます。
二年というタームで見れば、残存者利益を獲得できるチャンスがあると言えます。
でも本質は、この十年という流れの中では、成長市場に身を置いているということで、
そのマーケットの中で、勝つべくして勝つための力を蓄えることが大事だろうと思うわけです。
我々が最も経験値が高く最も誠実に遵法性に厳しくやってきたという事実があるということに尽きます。
※遵法性に甘い同業者は正直多いですよ。
カメラフィルムのような衰退市場ではなく、成長市場に身を置いている事実は、アフターコロナがどうであっても揺るがないと私は思います。
そしてそのライバルが激減しそうということも間違いなさそうです。
こんな状況は願っても簡単に訪れるものではありません。
理念である「北海道を愉快に楽しくMASSIVEに」に向けて大前進するチャンスでもあります。
ハッキリ言って嬉しいです。