社長ブログ

フェザーホーム倒産に思うこと

10月2日、札幌を拠点とする工務店「フェザーホーム」が倒産したというニュースが報じられました。

このニュースには正直、驚きを隠せませんでした。なぜなら、同社はたった4年で売上20億円を達成した急成長企業だったからです。千田社長は元土屋ホームの常務という経歴を持ち、住宅業界での知見と行動力を武器に存在感を一気に広げていました。

街の至る所に掲げられた看板広告、サウナやジム事業への参入、社会人野球チームのスポンサー、さらにはラジオ番組まで持つなど、その勢いは誰の目にも明らかでした。

私とフェザーホームとの関わり

当社でも、フェザーホームが施工した戸建てを旅館業に転用し、運営受託しています。
いずれの物件もデザイン性が高く、競争力が抜群で、実際に高い収益を生み出していました。そのため、倒産の一報は信じられない気持ちで受け止めました。

倒産の背景を考える

ただ冷静に考えてみると、工務店・ハウスメーカーの倒産は全国的に増えています。背景には資材価格の高騰や人件費上昇があり、利益率が圧迫されているのは周知の事実です。
そこに急成長が重なると、資金繰りは一層厳しくなります。フェザーホームも、そのスピードゆえに財務的に持ちこたえることが難しかったのかもしれません。

急成長の怖さ

私はこのニュースを「決して他人事ではない」と感じています。
経営者にとって急成長は麻薬のようなものであり、判断を狂わせる要因にもなります。若い頃の自分自身も同じような罠に陥りかけました。運よく倒産には至りませんでしたが、それは「実力」ではなく「偶然」や「縁」に救われただけだったのではないか、と改めて考えさせられます。

生き残りを分けるものは何か

では、倒産寸前のピンチで「救いの手」が差し伸べられるか否か。その差はどこから生まれるのか。
人との関係性か、日頃の信用か、あるいは単なるタイミングか。

フェザーホームの事例を通じて、私自身ももう一度しっかりと自分の経営を見つめ直す必要があると感じています。

終わりに

フェザーホームの倒産は、地域経済や顧客にとっても大きな衝撃です。しかし同時に、経営者にとっては「成長」と「持続性」のバランスをどう取るかを問い直す機会にもなっています。

私自身も今回の出来事を、自分に突きつけられた問いとして受け止めたいと思います。

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