〜北海道を愉快に、たのしく、MASSIVEに〜
2024年4月。MASSIVE SAPPORO全社員が集まり、1泊2日のビジョン合宿を行いました。
「これから5年、10年先、私たちはどんな会社であるべきか?」
「MASSIVEで働くことに、どんな意味を持たせたいのか?」
そんな問いと真剣に向き合う時間でした。
その後も5月・6月と、社内から集まったビジョン委員たちとともに、何度もミーティングを重ねました。模索と葛藤の連続でしたが、私たちの視野を一気に広げてくれる存在との出会いがありました。それが、株式会社LIFE CREATEという企業です。
あるヨガスタジオ企業との出会い
LIFE CREATEは、ヨガやピラティスのスタジオを全国展開している企業です。女性スタッフが多く、転勤を敬遠する傾向がある業界において、全国展開を成功させている稀有な存在でした。
なぜそんなことが可能だったのか?
その鍵は、「全国どこでも働きたい」と思える企業文化にありました。
そして、その文化を支えていたのが**パーパス(存在意義)とビジョン(未来像)**だったのです。
同社のビジョンはこうです。
「女性の新しい生き方を通じて
世の中に愛と自信が溢れ
子供たちが夢を描く社会へ」
言葉だけを見れば、どこかで見たような印象を持つかもしれません。でもその背景には、創業者の「親友を立ち直らせたい」という原体験がありました。
彼女がたどり着いた答えは、**“自己肯定感の低い母からは自信のない子どもが育つ”**という社会の構造課題でした。
だからこそ、世の中の女性たちが「愛と自信に溢れた存在」となり、その循環が社会に広がることこそが、真の変化をもたらすと確信した。
この強いストーリーが、社員の心を動かし、行動を変えているのです。
MASSIVE SAPPOROのパーパスとビジョン、決定しました
私たちも、同じように「原体験」から言葉を紡ぎました。
そして、ついに7月、MASSIVE SAPPOROの新たなパーパスとビジョンが決定しました。
Slogan(合言葉)
北海道を愉快にたのしくMASSIVEに
私たちらしい、肩肘張らない、だけど本質を捉えた一言です。
Purpose(存在意義)
観光は日本の未来の柱。
でも人手不足が進めば、
「おもてなしって昔の話だね」と言われてしまう。私たちは、そうならない未来を創りたい。
MASSIVEが、観光業の未来のモデルを作っちゃう?
観光が持つポテンシャルを信じ、同時に現実も直視し、未来へと舵を切る決意を込めました。
Vision(未来像)
居場所がある心地よさを体現するメンバーが、
旅先にも家族や仲間と過ごす“居場所”をデザインすることで、
思いやりが伝播し、社会をあたたかく、そして強く前進させる。
この言葉には、私自身の原体験が詰まっています。
私が人生で変われた瞬間は、「居場所と仲間」を得たときでした。
そのことをよく知るのは、弟の義弘かもしれません。
だから私は「シェアハウス」という“居場所”をつくり、
「民泊」という“絆を育む事業”に情熱を注げるのです。
MASSIVE SAPPOROという会社が、社員にとっても「心地よい居場所」でありたい。
そして、その感覚を本気で知っているからこそ、旅先でも同じ“居場所”をつくれる。
この想いを、ビジョンに込めました。
これから、共に描いていこう
このパーパスとビジョンは、ただのスローガンではありません。
私たちが毎日の選択や行動の軸にできるものとして、根を張らせていきたい。
これから仲間になる人たちに、
この想いが自然と伝わるように。
そして、目の前の一人ひとりのお客様に、
心から「また来たい」と思ってもらえるように。
北海道を、そして観光を、
もっと愉快に、たのしく、MASSIVEに。
未来を一緒に創っていきましょう。
