他社に移管したクライアント様がすぐに戻ってきてます

この業界は歴史が浅く、有力事業者の多くがコロナ禍の中で倒産したり事業転換をしたこともあり、

同業者はそれほど多くありません。当社にとっては競合が少ないという状況にあります。

既存案件が同業者に替わってしまうケースも年に2件程度発生します。

それはとても悔しく残念である一方で、当社としても運営やコミュニケーションのあり方について大いに反省し、

改善に向けてのパワーが急激に高まる機会でもあるため、とても大切にしています。

しかし、今年、他社に移管されたクライアント様がすぐに再び当社に戻ってきております。

理由は、「安いことを言われて、その話に乗ったけど、実際はもっと高かった」とか「社長しか窓口がおらず、多忙で返事がなかなかこない」とか、そういったことでした。

小規模な事業者の場合、件数を増やすため運営手数料を安く提示することで案件を奪うことは容易です。そもそも人数が少ないので、少ない手数料でも十分に会社運営が可能だからです。

しかし、その反面として、社内の一人か二人のフロントマンがクライアントとのコミュニケーションの全てを担うこととなるため、

多忙になればきめ細かいコミュニケーションはできなくなってしまうという欠点があります。

逆に暇な状態であれば、きめ細かいコミュニケーションもできますが、大抵はそうはなりません。小規模事業者のキーマンが暇な

状況などあるはずがないです。

結果として、思っていたほどの満足は得られず当社に戻ってくるということが発生しているなだと思います。

当社もまだまだ理想系とは程遠い途上にあります。とはいえ、現状では多くの同業者と比較し、かなり高いノウハウを有してます。

その上、多分野の専門家から構成される集団であるため、プロデュース・運営のノウハウの改善のスピードはとても早いです。

多くのクライアント様と接し、多くの要望を受けているからこそ、常にやり方や在り方をアップデートしています。

そうやって積み重ねてきた13年です。

それは決して軽くはありません。