11月:不動産事業部レポート
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
札幌は本格的に冬が訪れて、初雪も降り始め朝夕の空気がだいぶ凛としてきました。
空気が凛とすると気持ちが引き締まりますが、くれぐれも体調を崩されないようご自愛ください。
不動産事業部から11月のレポートをお送り致します。
内容としては最近の新規受注案件についてです。
今年、私自身にとって渾身の事業となった2物件についてご紹介させていただきます!
1つ目は、鎌倉の高級平屋戸建てのプロデュース。
2つ目は、既存ホテルのフルリニューアルプロデュースです。
1つ目の件は、弊社がまだ進出していなかった鎌倉エリアへの挑戦から始まりました。
札幌市とは勝手が違う民泊申請、消防適合など序盤からハードルが高く、
エリアに依って厳しさが異なるという事は分かっておりましたが、
全国を守備範囲としている弊社としても毎回気付きがあります。
物件自体を維持管理で有効活用し、大事に利用してほしいことを念頭におかれているクライアント様のため、
そのご要望に答えるべく何度も出張と協議を重ねさせて頂きました。
協力会社様とその苦労の甲斐もあり無事にオープンしたこと、そして直ぐに予約が入った事、
そのお客様から良い感想を頂いた事で、大変だったことも報われる感覚が強くありました。
2つ目の件は、一級建築士とコンセプトの共有、施工会社様との工事内容の共有、
その他家具家電の選定から、お客様の動線や行動を全て想定したステージングなど一貫して行っておりました。
一番重要なのは箱の出来【間取りやコンセント位置など後から変更できない部分】に取りこぼしがないか。です。
この部分は建築士と施工会社への飽くなき妥協も許されません。
妥協をして中途半端なものが出来ても誰も満足しません。
出来上がってからの手直しはロスしか生まないためです。
家具家電の大きさも命取りになりますので、選定した家具家電の寸法と実際の物件の寸法を照合するため、
メジャー片手に何度物件に行ったことか回数が計り知れません。
今まで私は200件ほどプロデュースを担当しておりますが、今までの物件の良し悪しから集積した集大成となりました。
こちらもオープンしてから予約が好調になりましたので、弊社のコンセプトが今のコロナ禍に於ける、
お客様の求めているニーズに一致した、認められたのだと感じております。
コロナ禍が落ち着き始めている中、新規受注もさらに増えております。
その案件についてもまた次回以降レポートさせて頂きたいと思います。
お楽しみに!