KAWAMURA Blog.

社長ブログ

2018
9
7

【新連載】 民泊運用会社の社長 民泊好きが高じて家族を巻き込んで家主居住型民泊を始めてしまう Ep1

Ep1  準備運動編

私が結婚したのは、2016年夏のことでした。

それ以来、何度となく「家を買いたい」という嫁からの要望は、

数カ月に一度のペースで私に伝えられることとなりました。

私自身、不動産業界には15年以上も携わる身として、

「持ち家探し」は、常に夫人主導であることは、常識として認識していたものの、

いざ、当事者になってみると「意外とグイグイくるな」と驚きを隠せないものがありました。

また、理想の家についての議論では、両者のギャップは予想以上に大きく、

私自身が不動産のプロであることは、家庭では無意味なものであるようにも感じました。

ですが、議論を重ねると、建物やエリアについて少しずつコンセンサスが醸成されていき、

具体的に物件探しを行うことにもストレスがなくなっていった感じがありました。

そんな中、20172月、お互いが、「これやヤバい」と意見が完全一致した物件が見つかりました。

そして、それを購入するため、複数の金融機関への融資の打診をしたのですが、

恥ずかしながら3行ともダメという結果になってしまいました。

理由としてこっそり教えられたのは、私自身が所有している海外不動産の存在が、

私の信用力を大きく落としているということでした。

まさか、こんなことで足を引っ張られるとは、そう悔しい思いをしたことを覚えています。

仕方なく「これやヤバい」と言わしめた物件は、私が東京から札幌に転勤するという親友ファミリーに紹介し、

「確かにヤバい」と気に入った彼が、プロジェクトXとしか言いようのない無茶なスケジュール感の中、無事に購入を果たしたのでした。

私は、この経験から、「プライベートでの家探し、転んでもタダでは起きない、仕事につなげてやろうホトトギス」という座右の銘を生み出し、

今もこの教訓は活かされているのでした。

SNSでシェア
KENJI KAWAMURA
川村 健治

株式会社MASSIVE SAPPORO 代表取締役
1978年札幌市生まれ。東京でサラリーマンをしながら会社を設立。当時入居したシェアハウスとの運命の出会いをきっかけに故郷である札幌へ。札幌だけでなく北海道、日本をさらにMASSIVE(偉大)にする!という使命のもと活動中。プライベートでは二人の子供たちとのお出かけが最近の楽しみ。


Latest Posts.
一覧に戻る

Our Service

不動産×インバウンドの未来をつくる仕事

MASSIVE SAPPOROでは「不動産×インバウンド 北海道を愉快に楽しくMASSIVEに」という
理念のもと、この北海道から日本全国に向けてサービスを展開しています。

  • Vacation rentals

    民泊

    【プロデュース&運営】

    物件探しから部屋の企画設計・民泊スタート後の運営業務までワンストップサービスでサポートします。(対応エリア:日本全国)

  • Unmanned hotels

    無人ホテル

    【プロデュース&運営】

    労働人口減少社会を見据え、無人ホテル事業を全国で展開しています。地方や小規模でも採算性が高く、非対面非接触での滞在が可能なため、事業者・宿泊者双方から好評です。

  • Sapporo Imaginary Real Estate

    不動産事業

    不動産有効活用のサポートやリフォームはもちろん、「札幌空想不動産」というオウンドメディアで札幌の珍しい物件にスポットライトを当てています。

Read More
Brand list
  • HOST 札幌airbnb 運用代行サービス
  • 家 UCHI