先日、10年来の友人と会っていた際、出会ったばかりの頃の私の話で印象的だったエピソードを言われ、
大事なことを思い出したと思ったため、ここにシェアさせていただきます。
10年前の私が彼に伝えたこと
「私が住んでいたシェアハウスには60人が住んでいる。人数が多いので、送別会とか誕生日会とかが都度行われるわけではない。
だけど、一部、それをやってもらえる人がいる。それは全く意外性はなく、コミュニティに貢献している人やリーダーシップがある人、
人気がある人とか、そう言う一部の人に対しては自然発生的に行われる。
そして、自分は誕生会も送別会もどっちもやってもらった。どちらもサプライズパーティーのような感じだったけど、実は、
意外な気はしなかった。
コミュニティーを盛り上げるための貢献は、本当に好きで楽しんでやっていたし、
そして何より自分自身が、シェアハウス入居者全員のことを本当に大好きだった。
じゃあ、自分がそう言う性格だったのか?
半分はそうだけど、本当のところは、自分自身がシェアハウスを経営していく中、シェアハウス入居者を深く理解する必要性があり、
全員に対して興味があった。興味を持って接するから、接点も増えるし、情報も増える。そうすれば、自然に好きになってるもの。
そうすれば、返報性の法則が働き、あのようなポジションになるものだとわかった。
高校時代、人気者になりたかったけど、なれなかった。それは、好きになって欲しいと願ったから。
そうではなく、こちらから先に好きになれば良かったのだと気づいた。30歳でそれに気付けたのは、まあ、遅くはないんだろうなと思う。」
過去の自分の発言とはいえ、かなり真理をついているなと思います。
当社でも、「知らない人は愛せない」というキーワードの元、社員全員がお互いをよく知れるための工夫を重ねてます。
セクショナリズムとか大企業病、それによって可能性が摘まれるのは残念ですが、そういうケースは多すぎる。
だから、この原点に立ち返ることができて良かったと思ったわけです。