不動産活用としての民泊は、その背景に不動産価格高騰による不動産投資の利回り低下があります。
不動産投資家は、より有利な投資対象を求めた結果、民泊や無人ホテルの方が「利回りが高い」ことに気づき、
2015年頃から雪崩れ込んできました。
私も不動産投資家向けのセミナーに登壇ばかりしていた時期もあります。
2018年6月の民泊新法施行後は、不動産管理会社が、自社が抱える空室を次々と民泊にしたり、民泊用の物件開発(合法になったことで、銀行が融資をし始めたので)によって、急激に供給が増えて、激しい過当競争になって業界全体が弱った頃に、コロナ発生という歴史を辿ります。
不動産活用としての民泊は、大別して以下の4つが挙げられます。
1)既に所有しているアパートや戸建ての空室を収益化
2)民泊用の物件の取得、新築
3)地方における空き家対策
4)大手企業が所有する遊休資産の活用
どの文脈もそれなりマーケット規模があり、
そして、不動産仲介やリフォーム工事などの業務も付随します。
当社は、一級建築士やインテリアコーディネーター、アンティークを扱う古物商まで自社内に抱えており、
高度な法律知識が求められる案件にも対応します。
今後は、そのような相談全般を受ける民泊相談窓口を開設していきたいと思います。