いつの時代も
若者は
音楽を渇望することは変わらない
社会背景、流行、テクノロジーの変化に敏感に反応するポップミュージックは、常に新たなスタイルを生み続ける。
私自身、18歳から22歳の4年間は、学者の知識欲のように音楽を貪り聞いた。
人の音楽の器というのはそれ程大きいものでないのか、その時期に聞いた音楽が、
ギュウギュウに満たしてしまったためか、23歳以降に知った音楽は、良いと思うことがあっても自分の引き出しに入ることは全くない。
幸いだったのは、その4年間は、リアルタイムな音楽だけでなく、
70年代、80年代音楽も含まれていたので、色々な世代や国籍の人と音楽を通じて仲良くなった経験が得られたことは嬉しいことだった。
MASSIVE SAPPOROの社名の由来は、当時、大好きだったMASSIVE ATTACKから貰った。
それは、大学卒業後、音楽に対する情熱が急速に少なくなった中、自分の原点を忘れないためというところが大きい。
自分の原点は、やはり学生時代にあるし、その時に自分が理想と思った生き方を
いかに貫くかということが自分にとってはずっと重要なテーマだと思う。
それは何か?
それは、「遊び心」ということだと思う。
大真面目に遊ぶという感覚。
それを実証するには、もう少し時間がかかるかもしれないけど、その道をしっかりと歩んでいる気はしている。