年末年始、経営に関する本を読み漁った結果、
非常に多くの学びがありました。
しかしながら、それを行動に落とし込んで行かないと単なる自己満足に終わってしまいそうだと思ったので、
当社のクレドを見直そうと考えました。
数年前に制定したクレドは、文章量がシンプルだったので、
ここに読書で得た学びを追記することで、より深みや具体性のあるものに深化しました。
せっかく考えたので、冊子にして全社員に配布し、もっと社内に浸透させようと思ってます。
このことがどのような結果を生み出すが、今から楽しみです。
企業理念とかビジョンとか、有っても浸透しなければ意味をなさないものは多いです。
経営者として、このことにはもっともっと真剣になる価値があると社員が増えれば増えるほど、
実感するのです。
当社のクレドの一例を紹介します。
「発信者責任主義」
常に責任の所在は発した側にあります。
受け取った側の理解力が低かったなどと言う甘えは
一切認めません。
私たちは、異なる年齢・国籍・学歴によって構成されてます。
だから、これは常識だからという考え方は極力排除する。先入観で物事を決めつけてはいけない。
世間的には異論もあるでしょうけど、当社は、そう考えるのです。
経験上、感情的なトラブルは、言った内容ではなく言い方に問題があるケースが非常に多いです。
発信者責任主義だと、言葉遣いや表現方法、語順、あらゆることに気を配るようになり、成長にも繋がると思ってます。
また「事実」と「解釈」は違うということにも注意が必要です。
実際に起こったことが事実で、それを見て思ったことが解釈。大抵の場合、事実は大したことはない。解釈を付け加えることで、人は感情的になってしまうのです。
事実:五感で確認できる確かさの高い情報
解釈:事実を得た考えた情報
「顧客のAさんが『御社の製品は2度と買わないと言った」これは事実、「Aさんは、怒っている」これは解釈。
明確に分けること意識するだけで、コミュニケーションは随分と簡単になります。
(以上)
※クレドとは?
https://jinjibu.jp/keyword/detl/207/