私は大学が中国語専攻だったのですが、入学式後まもないオリエンテーションの中で、
「どうして中国語専攻?」という質問に対して女子は、「大地の子」や「ワイルドスワン」で中国に興味を持ったと言う人が
多かったのに対し、男子は圧倒的に「三国志」でした。
日本では、古くは吉川英治の小説を始め、数多くの作家によって三国志が描かれました。
漫画だけでも横山光照の三国志の他、龍狼伝、蒼天航路などタイトルや主人公を変えながら多種多様、
テレビゲームも光栄の三国志シリーズや三國無双シリーズなどがあり、私の視力低下に大きく貢献してくれました。
でもそろそろ三国志を題材にしすぎたと出版業界も感じ始めたのか、始皇帝が中国統一するまでの過程を描く「キングダム」や漢帝国成立前を描く「項羽と劉邦」(横山光照)、最近だと「劉邦」(高橋のぼる)などが登場し、私としては新鮮味があって面白いです。
中国史には、劉邦のように貧しい出身の者が天下統一して新しい王朝を築くケースは何度もあり、他の時代であっても題材には困らなそうです。
今後とも中国史をテーマにしたストーリーで楽しませて欲しいですね。
こんな私の想いを中国人がどう思うかも興味深いです。
明日、社員に聞いてみよう。。