昨年の夏頃から新規案件の相談は急増しておりますが、
この2ヶ月はそれが更に拍車をかけております。
簡単に分類すると以下の通りです。
昨夏以降は、大手デベロッパー、不動産管理会社、海外投資家が中心でした。
特色としては、案件規模が大きく、事業全体のスケジュールも長期に渡るものが多い印象です。
この2ヶ月は、それらに加え、既存顧客からのリピート、かつてのクライアント様の復活、
個人投資家からの物件紹介を含めて相談などが増加しているという状況です。
また、他の運営会社ができなくなったとか、信頼できなくなったとか、そういう事情によっての
引き継ぎも増加しております。特色としては、小規模なものが多く、比較的早くに事業開始できるものが多いです。
当社の経営という観点からは、目先の取扱件数増加と未来の件数増加に向けての取り組みが同時に得られているので、
非常に望ましい状況になっていると感じます。
このようなことが発生している背景には、コロナ禍の中でも、人員削減をすることなく、
社内の中核的なメンバーが残り、アフターコロナに向けてのその力をより一層研ぎ澄ますことができたことが
挙げられます。
回復してから慌てて雇用を増やしても、そのメンバーが熟練するまでには時間がかかりますので、
チャンスが掴みきれなくなってしまうのです。
以前と比較しても業務はとても高度化しており、それに対応できる高度なナレッジ、シームレスで強固な組織が
必要で、それが出来るところに仕事が集中するのは必然と言えます。
経営判断としては、最も難しい決断の一つでしたが、この点では「勝った」と思ってます。