コロナウィルスに関する報道とそれ関連するキャンセルが激増する先週、
代表として会社のスタンスを示し陣頭指揮をしなくてはならない!そのジャッジ一つで会社の命運を左右する。
父の突然の訃報が入ったのは、まさにその最中のことだった。
あまりにも大きな出来事が同時に発生し、呆然とする私。
ふとFBメッセンジャーを見ると、「コロナウィルス特別対策チーム」というスレッドが立ち上がった。
そして、関連情報の共有がハイスピードでなされ、ゲスト向けのメッセージ、クライアント向けのメッセージについての議論が
部門を横断し議論され、日々、アップデートされていったのだった。
人の真価は「いざという時」に現れるとすれば、まさに激賞に値する強いチームがそこにあった。
だけど、これが当たり前にあったわけじゃない、
過去には大震災の時、うまくやれなかった後悔、反省があった。
「もっとこうすべきだった、そして次は必ず同じ失敗をしない」その誓いがあった。
我々は順風満帆で来たのではない、逆にトラブルに次ぐトラブル、むしろほとんどのことがスムーズにはいかない焼け野原の中で、
必死に誠実に仕事を打ち込んできた。
今回のピンチがまた我々を強くする。
我々が進む道は、強いものだけが歩くことを許される。
そのおかげで私は仕事の心配をすることなく、父の死と正しく向かい会うことができました。
チームが弱かったら、そういうわけにはいかなかったと本当に思います。
だから、本当に感謝です。