KAWAMURA Blog.

社長ブログ

2020
6
17

人気商売で勝者と敗者を分けるちょっとした差

2002年頃に私が勤めていた会社では、営業成績トップ10に入る人物は全員と言っていいほど、

傑出した何かを持っていました。

誠意、専門知識、ユーモア、優しさ、厳しさ、機転、体力、見た目の良さ、あらゆる武器を駆使しながら、

営業マン全員が凌ぎを削る世界に、私は魅了されていました。

今思うと、その頃の私の生活は、本当にタフだったなと思います。

年間300冊の関連書籍を読み、毎晩、翌日の営業トークを

台本レベルにまで落とし込むことを欠かしませんでした。

当時20代前半だった私は、体力もまだまだ有り余る程あり、可愛げもありました。

勝てるだけの武器はありました。けど、トップ10は夢のまた夢でした。

その要因について、今にして思うと、長所を伸ばす努力は十分していたと思いますが、

それに酔ってしまったのか、自分の短所に向かい合い、省みる姿勢は足りなかったのではないかと思います。

本来、20代前半というのは、比較的素直な気持ちを持っている年頃だと思いますが、当時の私は、

アドバイスに対しても実績ある人のアドバイスは真剣に聞いても、そうではない人からの話は、

そういう態度では聞けてなかったと後悔してます。

実績のある人のアドバイスよりも、そうではない人のアドバイスの方が実践的だったり具体的だったり、欠点を修正するには

価値あるものだったと今となっては思います。

その会社では目標を達することができませんでしたが、クビになって辞めたも同然だったので、大きな挫折体験でしたし、

このことがその後の糧になってます。

さて、この話の本題ですが、そこではありません。

そこでのトップ営業マンは、何が武器だったのか?という話です。

その会社で、トップとして君臨していたスーパー営業マンは、私の師匠であり、伝説的な光景を何度も見せてくれまし

それは、お客様の名前を一発で覚えるということでした。

初対面の会話の中でも何気なく「○○さん!」と名前呼びを多用し、

面会が終わった後も、名刺を眺め、特徴を反芻し、そうやって名前を一発で覚えるということに並々ならぬ熱意を注いでました。

他にも凄い点はありますが、当時からそれは自他共に認められてました。

当時の私はその凄さについては、それほどのこととは思ってませんでしたが、年をとればとる程、名前を覚えることは難しく、

セミナーをやる機会の多い私は、セミナーののち、多くの人と名刺交換をするので、尚更、名刺交換したからと言ってその方を

認知している状態にはなりにくいのです。

でも、その方はそういう状況で、一発で名前を覚え、トップ営業マンに君臨したのでした。

そういえば、あの政治家、鈴木宗男さんもたった一度、

数年前にあった人でも名前を忘れないという逸話がいくつもありますね。

名前を覚えることをもっと大事にしただけで、人生が大きく好転することあるかもしれませんね。

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KENJI KAWAMURA
川村 健治

株式会社MASSIVE SAPPORO 代表取締役
1978年札幌市生まれ。東京でサラリーマンをしながら会社を設立。当時入居したシェアハウスとの運命の出会いをきっかけに故郷である札幌へ。札幌だけでなく北海道、日本をさらにMASSIVE(偉大)にする!という使命のもと活動中。プライベートでは二人の子供たちとのお出かけが最近の楽しみ。


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