※宿泊のご予約はこちらから (7.15〜予約受付開始、7.23〜宿泊受付開始)
※当事業に関するお問い合わせ・取材のご依頼は、本文最下部をご参照ください
全国初・銭湯施設が無人ホテルにリニューアルオープン
2020年7月現在、札幌市内にある銭湯*は37軒。
皆さんは、その多くがひとつの親族で経営されていることをご存知でしょうか。
札幌市内の多くを占める銭湯の歴史とカルチャーを築き、今でも現役で支え続けているのが、この『山鼻温泉 屯田湯』オーナーである二木家・枡﨑家の方々。
第一店舗目の創業は1961年(昭和36)、当時石狩で農業を営んでいた二木家の方々が、札幌市西区にある『琴似(ことに)温泉』の経営を当時の事業主より継承したことから始まり、現在に至ります。
時代の変化とともに、スーパー銭湯やカプセルホテル併設サウナなど、多様化と進化を遂げてきた温泉銭湯施設ですが、この度全国で初めてとなる、無人ホテルへのリニューアルをおこないました。
*北海道公衆浴場業生活衛星同業組合加盟店
- 本ホテルの特徴 ※宿泊予約はこちら
・お風呂部分をホテル客室内に組み込み、貸切温泉付き無人ホテルとして開業
ROOM壱・ROOM弐それぞれに貸切温泉をご用意しました。
銭湯時代に使われていた桶、鏡、成分表などをそのまま残しています。
・感染症対策・非接触型チェックインシステムを導入し、安心安全な滞在を実現
建物内にスタッフはおらず、お客様にはタブレットを使用してチェックインをおこなっていただきます。
通常のホテルとは異なり、フロントスタッフとの対面・接触の不安がなく、快適にお過ごしいただけます。
・創業当時からの軌跡をアーカイブした展示スペースを設置
山鼻温泉が歩んできた歴史を多くの方に伝えていきたいという思いをこめて、当社スタッフがギャラリーを製作・設置しました。
・銭湯ならではのアイテムをそのままに
日本の銭湯カルチャーを体験していただけるよう、レトロで趣のある備品や設備(ケロリン桶, 藤籠, 木札の下駄箱等)をそのまま活かしてお部屋をつくりました
- 施設について ※宿泊予約はこちらから
・規模:木造2階建
・部屋数:3室 (旅館業許可2室,住宅宿泊事業1室)
・収容人数:21名 (ホテル:7名1室、6名1室、 民泊:8名1室)
・所在地:札幌市中央区南9条西8-1-17
・交通:札幌市営地下鉄『中島公園』駅徒歩12分, すすきの中心部まで徒歩10分程度
・設備:トイレ、バス、キッチン、洗濯機、ドライヤー、エアコン、タオル等各種アメニティ
・企画/管理/運営:株式会社 MASSIVE SAPPORO - 予約方法
予約受付開始:2020年7月15日(水)15:00~
宿泊受け入れ開始日:2020年7月23日(木)~
予約サイト:CHILLNN - 施設写真
銭湯として営業していた当時の写真 ※ホテル内ギャラリーに展示
外観
リニューアル前
リニューアル後
お風呂部分
脱衣所部分
解体時(2019年11月)
今後の展望
人口減少に伴う人手不足、感染症対策を目的とした様々な作業のIoT化・無人化はすでに加速しており、本プロジェクトと同様のご相談は今後増加していくと当社は予想しています。
これからも不動産プロデュース・企画を通して、各地域が新しい出発を遂げるきっかけづくりや、そのご相談に積極的にお応えして参ります。
当プロジェクトに関するお問い合わせ
宿泊のご予約:CHILLNN
不動産利活用・リノベーションに関するご相談:support@massivesapporo.com
取材のご依頼:shimizu@massivesapporo.com