Ep3 家主居住型で民泊をやりたい私の動機について
民泊のプロデュース、そして運営という仕事をする中で、様々な方から相談を受けております。
その中で、「外国人に泊めるのは嫌。日本人だけ泊めることはできないの?」とか、「欧米系だけにして欲しい」「中国人には貸さないで欲しい」
そのような要望が未だに寄せられることがあります。以前よりは減っていますが、それでもまだ見受けられます。
そういう人の多くは、年配の方で、
「外国人はトラブルを起こす」「部屋を綺麗に使わない」というのがその理由とのことです。
年配の方にとっては、外国人と接する経験が少なく、そのような状況では凝り固まった偏見があることは無理もないとも思います。
(現実は全くの逆で、日本人の方がトラブルが多く、部屋の使い方も汚かったりしますが)
何れにしても年配の方にとっては、そのような誤った偏見は、事実よりも確かなものとして存在しており、
そのことが、我々の商売だけでなく、日本の未来全体にとってもプラスにはならないことは間違いありません。
日本全体としては、超高齢化社会、人口減少を迎える中、インバウンドマーケットは数少ない有望な成長分野であることは、
説明するまでもなく明確であり、年配の方の意識が変わることがもたらすインパクトは非常に大きいです。
それでもなお、年配の方が外国人に対してもつ偏見は無くなることはないでしょう。
だからこそ「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と、その未来」という格言がありますが、
私自身は、その未来を自らの手で変えることの方が良いと思うに至りました。
現在、1歳の我が息子には、幼少時から外国人との接点を与えたい。
相互理解こそ、偏見をなくす唯一の道だと思うからです。
その絶好の手段が、家主居住型民泊なのです。
それが私にとっての1番の動機でした。
もちろん、民泊収入によって借入金を返済し、余りある収益も期待できます。
売却してキャピタルゲインも狙えます。
これはやるっきゃない。
ということです。
教育か金か?
どっちも有望です。
やっぱ、やるっきゃない。