問い合わせのメール
この一本のメールがどれほど嬉しいか!
私が起業したばかりの頃、と行っても事業はシェアハウスBUIE宮の森しかなかった2011年3月。
完成したばかりの物件の写真を「ひつじ不動産」に掲載しました。
まだかまだかと問合せを待つこと、1週間が経過し、初めての問い合わせがありました。
その時の喜びはいまだに褪せることなく覚えてまいます。
嬉しくて嬉しくて、当時は東京でリアルゲイトという会社で勤務しながらでしたが、
後輩から「川村さん、どうしたんですか?」と心配されるほどでした。
その嬉しさは、1週間くらい続き、寝ても覚めてもといった感じでした。
自分の存在がこの世界から肯定されたような、これまで生きてきた苦労の全てがここで報われたような、
そんな心境でした。
2012年、新規相談の問い合わせは何件あったのか?
1年を通じて2件です。
その1つは、BUIE伏見、もう一つはBUIE文京台となりました。
そうやって一つ一つ必死に紡いできた歴史があります。
たった一件の問いあわあせでも疎かにしていたら今はありません。
2021年、今現在、日々に多くの問合せのメールが来ます。
シェアハウス新規、民泊の新規、無人ホテルの新規、採用希望者、住込管理人、
さらには既存クライアント様、行政、ゲスト様。
社員の皆さんにとってはとても大変なことだと思います。
それは、ゼロから始まった私からすれば、全てが贅沢なことだなと思います。
それが10年で培ってきたこれまで関わってきてくださった多くの人の力の結晶であることを絶対に忘れてはならないと
気を引き締めました。