5人未満でやってる民泊事業者は案外多く、やり方によってはその人数でも30室程度であれば運営できたりします。
運営の質も決して低くはなく、人数が少ないため情報もシームレスで、全員が全物件のことを熟知してる、などメリットは多いです。
というのも当社も最初はそこからスタートしたからです。
ですが、そうやって評判を高めるていけば自ずと取り扱い室数も増加し、それを捌くには人を増やさなければ業務が回らず、
結果、かつての強みが失われていくのです。
かつての顧客からはサービスが悪くなったと言われやすい時期です。
成長の痛みとして、どの業界でもよくある話です。
実はそういう時は、一般論として売上は上がるものの人件費が急激に上がり、増収減益になりやすくなります。
そこで考えるのが運営手数料を上げることです。
以前は、競合よりも安くで受託してたのが、それだと利益確保ができなくなり、
手数料が業界相場並みになってくれば、今までよりは新規受注が難しくなることにもなりかねません。
そのため、小規模のままで止まるという選択をする事業者も珍しくありません。
少ない物件数を少ない人数で運営、それはつまり運営事業者にとっても利益確保しやすく、クライアントにとってもきめ細かいサービスという点でWinWinです。
しかし、そこにも落とし穴があります。
それは、少ない人数でやってるため、誰かが辞めたらすぐに業務継続困難になってしまうことです。
また、ブラック企業的な労働スタイルになっていることが多く、その社長であったりキーマンが、体調を崩してしまうということもあります。
当社にはそうやって、「以前頼んでいた会社が、急にできなくなった」ということで相談されることも多いです。
そういう意味では、当社は少人数で行ってる民泊事業者さんの力にもなれるように思います。
スケールメリットは、やはりあると思います。