(5年くらい前の話です)
私がずっと尊敬してる先輩がいるのですが、その小学校4年生の娘が交通事故をきっかけに不登校になったという出来事がありました。
交通事故自体はそんなに大事故ではなく、完治した後も数ヶ月に渡って学校に行きたがらない娘に、その先輩は困り果ててしまいました。
そんな時、不登校を解消することができるというコンサルの先生のことを知り、藁をもすがる気分でその門を叩きます。
結論から言えば、その後、早々に不登校状態は解消されました。
では、どうやったのか?
実はコンサルの先生のところに行ったのはたった一回だけでした。
しかも、娘本人はおろか、奥様も来なくて良いと、一人で来てくださいと言われたとのことでした。
え?本人も行かなくていいの?と私はびっくりしました。
そこで先生から言われたことは、「奥さんを褒めてください。労ってください。」
その一言だけだったようなのです。
だけど、先輩はハッとしました「確かに、娘の不登校が治らないのは、嫁さんの娘に対するコミュニケーションに何か問題があるんじゃないか」
そういうふうに心では思っていて、それが伝わってしまっていたのではないかと反省します。
私はこの話を聞いて、自分自身の在り方も改めようと反省しましたし、
社内で発生する問題の根本原因にも同様のことが言えるのではないかと思うようになりました。
とはいえ、その辺はまだまだ未熟であるとも実感しており、多くの先輩経営者から多くの成功事例を集め、
働きがいのある会社、皆が自己肯定感を感じられる会社となれるよう奮闘しています。