Nintendo swichを入手してからというもの彼にとっての遊びがそれ中心になってしまっています。
テレビゲームはけしからんなどという発想はかなり昔に時代遅れになっていると思ってますが、
それ一辺倒というのは良くないので、「鬼滅の刃ドンジャラ」というのを与えました。
これはドンジャラだけでなくパイを使ったゲームが10種類くらいできる優れもので、その後は、
Swichiの頻度が激減するくらいにまで熱中しております。
子供というのはゲームの達人みたいなもので、次々のより良い勝ち方を会得するものだと感心すると同時に、
ちょっとでも目を離せばズルをして、厳しく注意する場面があったりもします。
そしてそれこそがテレビゲームとの違いであり、教育の機会もより増やしてくれるものなのだと学びました。
そして、大人の社会も同じように成り立っています。
ベンチャーの場合は、性善説で運営をしないとコストが高くつきすぎてしまいます。
ルールも未整備な中、柔軟に変化に対応していけることこそが、その優位性の源泉でもあるでしょう。
大手企業は、逆でシステムやルールでズルの余地を徹底的に無くしています。
システムやルールがあるので、高効率を実現し高い利益率の源泉になる一方で、
比較的創意工夫の余地は少ないことが一般的です。
当社の現在地は、ベンチャー的な在り方から部分的に大手企業のあり方を取り入れようとしてる過程にあり、
よく言えば「良いとこ取り」、悪く言えば「中途半端」な状態にあります。
上場を目指す過程では、半ば強制的に取り入れなくてならない仕組みも多々ある一方で、
失ってはならない「らしさ」とは何か?との葛藤に悩むこともあるでしょう。
大企業から3ヶ月ほどインターンとして当社に参加してくださった方から、
当社の社風の良さに驚きの声をいただく場面がありました。
成長と引き換えにこの社風の良さを失わぬよう、見失うことのないよう、
ここは私にとっても大事な仕事の一つだと思ってます。